【カラーリーフでガーデン・エクステリアをランクアップ】

お庭や外構をちょっとおしゃれに仕上げてくれる、そんな植物があるのをご存じですか?
『カラーリーフプランツ』と呼ばれるもので、赤やキャラメル・黄金色・斑入りなど、葉っぱの色がいわゆる一般的な緑色ではない
カラフルな植物たちです。
その中でも冬場に葉を落とさない常緑で宿根草を選べば、オシャレでかつローメンテナンスとよいことだらけ。
今回はそんな『カラーリーフ』の中から人気の5種をご紹介。丈夫で育てやすい種類ばかりですのでぜひチャレンジしてくださいね!
【目次】
【① ヒューケラ】
【② コリウス】
【③ シロタエギク】
【④ ホスタ(ギボウシ)】
【⑤ クローバーティント】
【⑥ まとめ】
【① ヒューケラ】
代表的な植物として『ヒューケラ(ツボサンゴ)』があります。
ヒューケラ : ユキノシタ科 ツボサンゴ属
常緑性でほぼ一年中同じ姿を保ち、手が掛からず日陰でもよく育ちます。葉色も中間的な優しい色なので他の植物との相性も良く、
隣り合う植物同士を自然な流れで繋いでくれますよ。
ヒューケラなどのカラーリーフは、花壇や寄せ植えが単調な緑一色になることを防いで、明るく爽やかな印象とリズミカルな変化を
プラスしてくれます。
また、常緑を選べば冬場の花の少ない季節でも美しい景色を保つことができます。
【② コリウス】
他の種類では『コリウス』。
コリウス : シソ科 コリウス属
多年草ですが熱帯原産なので耐寒性がなく一年草として扱われることもあります。その代わり高温多湿な夏場は元気に育つカラーリーフ。夏から秋にかけて小さな花を咲かせますが、花が咲くと草勢を落としてしまうので早めのカットが必要です。
【③ シロタエギク】
キク科 セネキオ属
園芸ショップでよく見かけるシルバーの葉が特徴的な常緑多年草。シルバーに見えるのはじつは細かいふわふわな白い毛なんです。とても丈夫な種なので花壇や鉢植えのわき役としてよく使われます。
【④ ホスタ(ギボウシ)】
キジカクシ科 ギボウシ属
日本の山などにも自生しているホスタ。ギボウシと呼んだほうが聞き慣れているかも知れません。自生しているくらいですので育てるのに
それほど気を使いませんが、山など日影が多いところが好きなので強い日差しは要注意。
【⑤ クローバーティント】
マメ科
公園などでよく見かけるクローバーの園芸品種。シックな色合いで葉色もさまざま。ブラッククローバーも可愛いですよね。葉が広がるので多少お手入れは必要ですが、寒い冬にも元気で乾燥にも強く育てやすいのが特徴。
【⑥ まとめ】
このように葉色も葉形もさまざまなカラーリーフ。
種類ごとの色合いを上手に組み合わせて葉の形も変化をつければ、春夏秋冬どの季節でも見る人を楽しませる花壇になりますよ。
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【ブログ作者】
アルテデザインガーデン株式会社
代表 栗林 宏行
ガーデン・エクステリアの設計施工の専門店【アルテデザインガーデン】代表。
これまで5000件以上の案件の設計を手掛けてきた経験から、トレンドに流されない本質を極めたデザインを提案するためADG Arte Design Gardenを設立 。香川県高松市を拠点に、大阪・兵庫・京都・徳島など他府県の物件も多数手掛た実績を持つ。一般住宅の外構・庭デザインを中心に商業施設ガーデンスペース・公園・街並み計画の他、過去には外構・エクステリア業界紙『月間 エクステリアワーク』表紙イラストの作画を担当。施工例はエクステリアメーカーのカタログ等に多数掲載されている。