閑静な佇まいが印象的な平屋造りの建物。

高台を利用した立地に、完全プライベートな空間を作庭。

雑木を中心とした、四季と共存する『住まい』となっております。

スロープを登り切り最初に目にするファサードには、山採りの樹々を配置した景色を。

遠くの山々を借景に、自然に溶け込む仕掛けです。

メインアプローチはコンクリートで『ノイズレス』なデザインに。

L型の動線を作り、視線の先々には樹々を配置。

必然的に植栽のグリーンが目に入る意図となっております。

直線的なファサードには、枝をかぶせるように緑のトンネルを。

樹形と葉色を考慮して、一本一本ていねいに植え込みます。

より原風景を再現するため、樹々を斜めに植えることも。

ただただまっすぐ植えるのは、かえって不自然ではないでしょうか？

木陰を映す玄関ポーチは、建築との打ち合わせで形状を決定。

事前にすり合わせをすることで、全体の自由度が増しますよ！

ゲストを迎える雑木の樹々。

今回は『モミジ』・『ヒサカキ』・『オガタマ』・『アオダモ』などをセレクト。

常緑樹と落葉樹を程よく混植して四季を楽しみます。

足元は直線的に『ガビオン』を配置。

地元産の割栗石は、植栽との相性抜群です！

室内からは三野津湾を望む展望が。

目線の高さを考慮して、景色を邪魔しないフェンス高を計算。

『ソト』と『ナカ』をつなぐタイルテラス。

日々の生活の一部に溶け込みます。

ナイトシーンに欠かせないライティングは、枝が建物に投影されないよう控えめに。

外壁に移る枝の影が、少し怖く見えることがあるからです。

住む人を迎える玄関のライティングは、『ほっこり感じる』がいつものテーマ。

家主をあたたかく出迎えます。