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庭で育てる!【秋植え野菜のプランターガーデニング】

庭で育てる!【秋植え野菜のプランターガーデニング】

新しいおうちの庭でやってみたいことは何ですか?と聞くと、必ずと言って良いほど答えにあがってくるのが「家庭菜園」なんです。庭で栽培した野菜を食卓に並べることができるって、とっても贅沢なことですよね。でも、準備が大変そうだし始めるのがおっくうになっている方も多いのではないでしょうか?

今回は、初心者の方にも家庭菜園が始めやすいようにプランターを使った家庭菜園の方法とおすすめの秋植え野菜をご紹介します。随分と暑さが和らいできましたので、ぜひお庭に出る時間を増やして野菜のプランターガーデニングを始めてみてくださいね!

 

【もくじ】
【① プランターを使った家庭菜園のポイント】
【② おすすめの秋植え野菜】
【③ まとめ】

 

【① プランターを使った家庭菜園のポイント】
【①-1 プランターの選び方】

育てたい野菜の種類によって必要な大きさは変わってきます。一般的に、葉物野菜の場合はプランターの深さが20~25センチで表面積の大きいものを選ぶようにしましょう。浅いプランターを選んでしまうと、根がすぐに鉢底に当たってしまい成長を阻害してしまいますよ。大根、ニンジンなどの根菜類は根が深く伸びますので、30センチ以上の深さが必要になります。

プランター素材はプラスティックが便利。軽くて扱いやすいので、場所の移動がしやすく植え替えなどの作業が楽にできますよ。

【②-2 プランターの置き場所】

野菜を育てるためには日当たりと風通しがとっても重要。プランターなら、お庭やベランダの中で一番良い場所にピンポイントに置くことができるのでとても便利ですよね。お庭やベランダの中で一番日照時間の長い場所を選んでおくようにしましょう。また風通しが悪いと、蒸れにより病害虫が発生しやすくなってしまいます。プランターはなるべく風通しの良い場所に置くようにしましょう。さらにレンガなどを台座にして、鉢底を地面から少し持ち上げて設置するのも風通しには有効です。

【②-3 プランターの土】

野菜の栽培には土づくりがとても重要です。土づくりによって野菜のおいしさも変わってくると言われるほどなんです。良い土の条件としては「保水力がある」「通気性・水はけが良い」「弱酸性である」など様々ですが…そんな土、自分では作れませんよね。そんな場合は、市販の「家庭菜園用」や「野菜専用」の培養土を利用しましょう。野菜作りに慣れてきたら、こだわりの肥料をブレンドしたオリジナルの土づくりを楽しむのもおすすめですよ。

【②-4 水やり】

早く野菜を収穫したいからと、毎日毎日水をあげてしまうのは厳禁。前回のブログ「【知っているようで意外と知らない!?】庭の水やりをマスターしよう!」でもお伝えしましたが、水やりの基本は「土の表面が乾いてから、たっぷりの水をやる」です。プランターの排水口から水が流れ出るくらいたっぷりと水をあげてくださいね。

【関連記事】【知っているようで意外と知らない!?】庭の水やりをマスターしよう!

 

【② おすすめの秋植え野菜】

野菜を育てるのが初めての方は、できるだけ簡単で育てやすいものが良いですよね。さらに、お料理に取り入れやすいものだとなお嬉しい!この章では、プランター栽培で楽しむことができる秋植え野菜をご紹介します。

【②-1 短形ダイコン】

ダイコンは根菜類なので、プランター栽培には向いていないんじゃない!?と思わる方も多いと思います。一般的なダイコンは長さが30センチ以上になるのでプランター栽培には不向きなんですが、実はプランター栽培に適した品種があり一般的に「ミニ大根」「短形種」と呼ばれています。

ダイコンの栽培には30センチの深さのプランターがあればOK。種まきの際は深さ1センチ程度の植穴に4~5粒ばらまきます。株間は20センチくらいはあけるようにしましょう。ダイコンの種は光が当たると発芽しにくいので、種まき後はしっかりと土で覆うようにしてくださいね。

ダイコンは種を多めにまいて、後から間引くのがコツ。株同士を競争させないと育ちにくくなるという性質がありますので、面倒に感じるかもしれませんが多めに植えて間引きしながら育てるようにしてください。

【②-2 茎ブロッコリー】

「スティックセニョール」という品種名ならご存じの方もいるかもしれません。日本で開発された品種なのに日本ではまだあまり知られていないのですが、ブロッコリーと中国菜のカイランを掛け合わせた「茎ブロッコリー」は、一般的なブロッコリーよりも茎が柔らかく食べやすいのが特徴。サラダや炒め物など様々な料理に活用できますよ。

初心者の方は9~11月に苗植えを行うのがおすすめ。プランターは深さ20センチ以上のものを選んでくださいね。株間は20~30センチあけるようにしましょう。わき芽を増やし大きく育てるために、中央の花蕾が500円玉くらいの大きさになったら切り落としてください。切った蕾はもちろん食べられますよ。出てきたわき芽が15~20センチ程度になったら順次収穫!

【②-3 ラディッシュ】

二十日大根という別名もある「ラディッシュ」は成長が早く育てやすいので、初心者ガーデナーにもおすすめです。ダイコンの中では一番小型の品種で赤い色が特徴的ですよね。実は白や紅白のツートンカラーがあったり、形も丸型から細長いものまで様々なんです。どれも生食できますので、サラダなどのいろどりにピッタリですね。

割り箸などで筋をつけて列ごとに種をまく「筋まき」がおすすめ。徒長した株や葉の形が悪いものなどを間引き、本葉が2~3枚になるまでに5センチ間隔にしましょう。成長すると根が地表に上がってきますので、直径が3~4センチくらいになれば収穫できますよ。ラディッシュは間引いた小さいラディッシュの葉っぱも食べることができますので、そのまま食べてみてくださいね。

【②-4 ルッコラ】

レストランのサラダなどによく使われている「ルッコラ」。ゴマに似た風味とピリッとした辛味がおいしいですよね。こちらもラディッシュと同様成長が早く、種まきから1か月ほどで収穫することができますのでおすすめですよ。間引いた株が食べられるところもラディッシュと同じですね。

深さ1センチの溝を15センチ間隔に作り筋まきを行ってください。すこし面倒ですがこの時に1センチ間隔でまいておくと後の間引きがとっても楽になりますよ。ルッコラは育てやすいが虫に食べられやすいという難点があります。葉がおいしいルッコラなので、その葉に虫がつくと食べるところが無くなってしまいますよね!?種をまいたあとは、防虫ネットをかけておくことをおすすめします。

【②-5 ミズナ】

京都の冬野菜として親しまれている「ミズナ」は、お鍋の具材やお漬物なんかにしてもおいしいですよね!関西では昔から食べられているミズナですが、全国的に食べられるようになったのは実は平成以降だそう。シャキシャキとした食感が魅力で、最近では生食も楽しまれていますよね。

9月に種まきをし、11月下旬ごろから収穫が可能です。寒さに強い種類ですので3月下旬まで収穫ができますよ!15センチ間隔の溝に、種を筋まきしましょう。苗が小さいうちは害虫がつきやすいので、種まき直後に防虫ネットを掛けておくと安心ですよ。ミズナはやわらかい日光を好みますので特に発芽したばかりの苗はできるだけ直射日光を避けるように育ててくださいね。

 

【③ まとめ】

いかがでしたでしょうか?

お庭を耕したり肥料を混ぜ込んだり畝を作ったり…と菜園を始めようと思うとやることがいっぱいで、なかなかハードルが高く感じますよね。でも、今回ご紹介したプランターだったらなんだかできそうな気がしてきませんか?

ちょっとしたスペースさえあれば簡単にチャレンジできるプランター!ぜひ、この秋から野菜のプランターガーデニングを始めてみてくださいね!

 


【 Profile 】
アルテデザインガーデン株式会社
代表 栗林 宏行

ガーデン・エクステリアの設計施工の専門店【アルテデザインガーデン】代表。
これまで5000件以上の案件の設計を手掛けてきた経験から、トレンドに流されない本質を極めたデザインを提案するためADG Arte Design Gardenを設立 。香川県高松市を拠点に、大阪・兵庫・京都・徳島など他府県の物件も多数手掛た実績を持つ。一般住宅の外構・庭デザインを中心に商業施設ガーデンスペース・公園・街並み計画の他、過去には外構・エクステリア業界紙『月間 エクステリアワーク』表紙イラストの作画を担当。

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