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【洗練された外構デザインに!】杉板型枠コンクリートの実例紹介

【洗練された外構デザインに!】杉板型枠コンクリートの実例紹介

外構デザインにおいて、「素材選び」は空間の印象を大きく左右します。
門柱や塀、目隠し壁といった構造物は、単なる仕切りではなく住まい全体の“表情”をつくる重要な要素です。

その中でも、近年注目されているのが「杉板本実型枠コンクリート」
無機質なコンクリートでありながら、木の温もりやリズムを感じさせる独特の質感を持つ素材です。

今回は、アルテデザインガーデンの実際の施工事例を交えながら、杉板本実型枠コンクリートの魅力と可能性についてエクステリア&ガーデンのプロ目線でご紹介します。

【もくじ】
【① 杉板本実型枠コンクリート工法について】
【② アルテデザインガーデンの実例紹介】
【③ まとめ】

【① 杉板本実型枠コンクリート工法について】

杉板本実型枠コンクリート工法とは、杉板に“本実(ほんざね)加工”を施した型枠を用いてコンクリートを打設し、木目や継ぎ目の陰影をそのまま転写させる工法です。

本実加工とは、板同士を凹凸でかみ合わせる加工のこと。
これにより、継ぎ目が整い、美しい水平ラインが生まれます。
さらに、杉板には“浮造り(うづくり)加工”も施しています。
これは、木の柔らかい部分を削り、年輪を浮き立たせる仕上げ。
より立体的で、陰影の深い表情がコンクリートに映し出されます。

打ち放しコンクリートのシャープさとはまた違う、やわらかさとリズム感。

無機質でありながら、どこか有機的。

その“ちょうどよさ”が、私たちアルテデザインガーデンの提案する外構デザインととても相性がいいのです。

主張しすぎず、だけど確かな存在感がある。
建築にも、植栽にも、異素材にもなじむ。
だからこそ、私たちはこの工法をよく採用しています。

工法の詳細については、以前のブログ記事でより専門的に解説していますので、ぜひそちらもご覧ください。

・【杉板本実型枠コンクリート工法】無機質なRCをオシャレに魅せる!

【② アルテデザインガーデンの実例紹介】

【②-1 高低差をつけた杉板コンクリート壁】

自由自在なカタチとなるコンクリート。
厚みや高さに変化をつけることで、それぞれにしっかりと役割を持たせることができます。

写真右手奥、リビングの掃き出し窓前に設置したのは、高さ2メートルの杉板コンクリート壁。
しっかりと目隠しをしながらも、室内からは杉板の質感を楽しむ事ができるようになっています。

左手前のローウォールは、高さ70センチ・厚み30センチと、通常の壁とはちょっと違うバランス感。
アプローチ近くに設置していることで見下ろす機会が多いため、厚みを通常の2倍程度に。

「あれ、普通とちょっと違うな。」

その違和感が、ローウォールを一気に主役に押し上げているのです。

【②-2 庭の背景としても、目隠しとしても】

道路側から見れば、高さ2.1メートル・長さ19メートルの杉板コンクリート壁が圧巻の住まい。
平屋の水平ラインを強調し、大株の樹木との競演が邸宅感を醸し出しています。

ですが、その裏側へ回ってみると…。
杉板コンクリート壁を背景に、景石と川砂利、そして四季折々の植物たちで彩られたみずみずしい景色が広がっています。

同じ壁なのに、見る場所が変わるだけでこんなにも印象が変わる。
それが、素材としての面白さで、この素材を使うことの醍醐味でもあります。

【②-3 ドライ系植物の背景として】

アガベやユッカ、グレビレア、オリーブなどのドライ系植物。
その造形美を引き立てるには、背景との相性が重要です。

杉板本実型枠コンクリートは、ほんのりとした乾燥感を持ちながらも、冷たすぎない。
無機質と有機質の中間にあるような存在です。

そのため、アガベのシャープなラインや、オリーブのくすんだ葉の色味を自然に引き立てます。
“主張しすぎない背景”として、植物の造形美をそっと際立たせる。
そのバランスが、空間のセンスを決定づけています。

【②-4 和の趣を現代的に昇華】

杉板の木目がもたらす水平ラインは、どこか和の趣を感じさせます。

とはいえ、いわゆる“和風”に寄せるのではなく、現代の建築と呼応するバランスへと昇華させること、それがアルテデザインガーデンらしさと言えるかもしれません。

アルミ系の既製品を多用しすぎない。
御影石やピンコロ石といった、いかにも和テイストな素材に振り切らないこと。

こういった細やかな“さじ加減”こそが、和に寄せすぎず、モダンにも寄りすぎない、ちょうどよい佇まいを生み出す鍵なのです。

【②-5 いろんな素材を受け止める、懐の深い質感】

カラートーンは揃えつつも、様々なタイルが使われているこちらの住まい。
それでもごちゃついた印象が全くなく、むしろ洗練された重厚感が生まれています。

その理由のひとつが、タイルの中にほどよい分量で差し込んだ杉板コンクリート壁の存在です。

住まいを外から見たとき、建築外観に外構、植物など、さまざまな素材が同時に目に入ります。

杉板コンクリートは、それらをうまく“受け止める”懐の深い質感を持つ素材です。

主役にもなれるし、名脇役にもなれる。
素材同士の緊張感を和らげながら、全体の完成度を一段引き上げてくれます。

【②-6 中庸的な雰囲気でセンスの良さを引き立てる】

強い色味も、過度な装飾もない。
だからこそ、センスの良さがにじみ出るもの。

杉板本実型枠コンクリートは、中庸的(偏りのないこと)な存在。
和でも洋でもない、だけど確かな個性を持っています。

目立ちすぎないのに、なぜか印象に残る。
そんな空間づくりを目指す方に、ぜひ取り入れていただきたい素材です。

【②-7 洗練された印象づくりに欠かせないあいまいカラー】

近年人気のグレージュ系のウッドフェンス。
柔らかさと都会的な印象をあわせ持つ、いわば“あいまい”なカラーです。

アルテデザインガーデンでは、必ずしも建物に採用している木調色に合わせるのではなく敷地全体のトーンバランスを重視しています。

杉板コンクリートの淡いグレーと組み合わせることで、色のトーンが自然につながり統一感のある外観が生まれました。

異素材でありながら、主張がぶつからない。
その微妙なニュアンスの重なりが、空間を“感じよく”まとめてくれます。

強いコントラストではなく、あいまいさを味方につけること。
それが、洗練された印象づくりには欠かせません。

【②-8 木目が生み出す水平ライン】

本実加工によって生まれる整った水平ライン。

これが建築の屋根ラインや軒先と呼応すると、建築と外構の境界は自然とあいまいになります。

既製品の門柱やフェンスではなく、自由度の高いコンクリートという素材を選ぶこと。
それが、建築との“線引き”をなくすためのひとつの方法です。

外構は、建物の外に付け足すものではなく、建築の延長線上にあるもの。
杉板本実型枠コンクリートが生み出す水平ラインは、その一体感を静かに支えています。

【③ まとめ】

いかがでしたでしょうか。

杉板本実型枠コンクリート壁は、単なる“デザイン性の高い壁”ではありません。
空間の背景となり、建築と外構・庭をつなぎ、素材同士をなじませる役割を担います。

強く主張しないのに、しっかりと印象に残る。
そんな佇まいが、洗練された外構をつくる土台になります。

今回の実例紹介をご覧いただき、素材ひとつで空間が大きく変わることがお分かりいただけたのではないでしょうか?

もし今、外構やお庭の計画中で「何かが少し足りない」と感じているなら、背景となる素材を見直してみるのもひとつの方法かもしれません。

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【 Profile 】
アルテデザインガーデン株式会社
代表 栗林 宏行

ガーデン・エクステリアの設計施工の専門店【アルテデザインガーデン】代表。
これまで5000件以上の案件の設計を手掛けてきた経験から、トレンドに流されない本質を極めたデザインを提案するためADG Arte Design Gardenを設立 。香川県高松市を拠点に、大阪・兵庫・京都・徳島など他府県の物件も多数手掛た実績を持つ。一般住宅の外構・庭デザインを中心に商業施設ガーデンスペース・公園・街並み計画など、デザイン性を伴う作品を得意とする。

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