NEWS&BLOGADG(香川県高松市)の新着情報・ブログ

香川県高松市のエクステリア&外構は
ADG-アルテデザインガーデン

BLOG

【エクステリアの留意点】オープン外構とクローズ外構のメリット・デメリット【総まとめ】

【エクステリアの留意点】オープン外構とクローズ外構のメリット・デメリット【総まとめ】

ご自宅のエクステリアを考える際、皆さんが最初に選択をしないとならないのが『オープン外構』にするのか『クローズ外構』するのか。

それぞれの違いは何となく分かると思いますが、いざ自分の家となるとどうしても悩んでしまいますよね。今回は、『オープン外構』『クローズ外構』どちらがあなたに向いたエクステリアなのか、一目で解決してしまいましょう!

【A. こんな方はオープン外構がオススメ!】

1. エクステリア費用を押さえたい方。
2. 開放的な雰囲気が好みの方。
3. 適度なプライバシーを確保できれば充分な方。
4. コストを抑えつつも質の高いオープンデザインを求める方。
5. クローズ外構が嫌いな方。

【B. こんな方はクローズ外構がオススメ】

1. プライバシーを確保が最優先の方。
2. 邸宅感のあるエクステリアを希望の方。
3. 安全性を優先する方。
4. 防犯に対して心理的にクローズ外構が希望の方。
5. オープン外構が嫌いな方。

なんとなく自分の好みがわかったのではないでしょうか?

では、方向性が掴めたところで、それぞれのメリットとデメリットをもう少し掘り下げてみます。比較しながらどちらのタイプのエクステリアが良いのか考えてみてくださいね!

【もくじ】

【① オープン外構のメリット】
【①-1 メリット1 コスト面】
【①-2 メリット2 開放感の演出】
【①-3 メリット3 防犯面】
【①-4 メリット4 デザイン面】
【② クローズ外構のメリット】
【②-1 メリット1 プライバシーの確保】
【②-2 メリット2 安全面】
【②-3 メリット3 デザイン面】
【③ オープン外構のデメリット】
【③-1 デメリット1 生活面】
【③-2 デメリット2 安全面】
【③-3 デメリット3 ショートカット・侵入】
【③-4 デメリット4 防犯面】
【④ クローズ外構のデメリット】
【④-1 デメリット1 コスト面】
【④-2 デメリット2 防犯面】
【④-3 デメリット3 安全面】
【④-4 デメリット4 近隣コミュニケーション】
【⑤ まとめ】

【① オープン外構のメリット】

敷地の周りを塀やフェンスで適度に囲み、門やガレージの扉などを設けないパターンのエクステリアを『オープン外構』と呼びます。オープンスタイルのエクステリアにすることで、さまざまなメリットがありますのでご紹介します。

【①-1 メリット1 コスト面】

オープン外構はエクステリア費用を極力抑えることが可能です。

門や車庫の扉がないうえに敷地の外周をしっかり囲わないので、クローズ外構より確実にコストダウンとなるのが特徴。エクステリア費用を抑えめに計画したい方や、クローズより費用を抑えて質の高いオープン外構を希望される方には最適です。

【①-2 メリット2 開放感の演出】

外部空間を広く使えるので、開放感のある雰囲気にしたい方にはオススメです。

周りを囲わないので風通しや日当たりも良くなり、草花や樹木にとても良い環境となるのも魅力。塀のかわりに植物でプライバシーを確保すれば、緑豊かなオープン外構が出来上がります。

広いスペースを活かしてガーデニングを楽しむこともできますよ!

【①-3 メリット3 防犯面】

視線を遮るものが少ない『オープン外構』は、不審者が敷地内に侵入しても外部からまる見え状態。

周りの人に気づかれやすい条件は、じつは泥棒が嫌う傾向があるんです。もう一工夫でセンサーライトを設置したり、歩いたら音が鳴る砂利を建物の周囲に敷き込んだりすれば、さらに気づかれやすい条件が増えますよ。

ただ、オープン外構もクローズ外構も防犯についてはメリット・デメリットがそれぞれあります。エクステリアでできる防犯対策は限りがあるので万全とは言えません。

【①-4 メリット4 デザイン面】

公道と敷地を遮断しないエクステリアは、建物以外の外部空間を自由に設計できるのがポイント。

ガレージやアプローチ・門柱などの必要なものを中心にデザインすれば、コストを抑えたエクステリアに。また、開放感のある広いスペースを全体的にデザインしてもクローズ外構より安価になります。

外へ魅せるデザイン性が強いオープン外構は建物の外観も外から見えやすくなります。建物のデティールやシルエットなどに強くこだわった方は、そのポイントを活かしたエクステリアデザインにするとより一層建物を引き立てることができますよ!

安価で質の高いデザインが作れるオープン外構は魅力的ですよね。

 

 

【② クローズ外構のメリット】

敷地の周りを塀やフェンスで囲み、門やガレージの扉などを設けて外部と敷地内を遮断するパターンのエクステリアを『クローズ外構』と呼びます。クローズにするとオープン外構では得られないメリットがありますのでご紹介します。

【②-1 メリット1 プライバシーの確保】

門の位置や塀の高さを工夫することで、建物の間取りに合わせたプライベートな空間を作ることができます。

車や洗濯物を見えなくするのはもちろん、リビングの前にプライベートガーデンを作ることで部屋からのプライバシーをしっかり確保することもできますよ。他人の目を気にしないプライベートな空間は、同時にプライバシーも確保された空間となるんです。

部屋で過ごす時間も庭に出てくつろぐ時間も、視線を気にせずゆっくりできますね!

【②-2 メリット2 安全面】

小さなお子さんいる家庭では、子供の思いもよらない行動にハラハラすることもあるかと思います。

自宅の前の道路がとても交通量が多かったり、見通しの悪い角地の場合などは安全面がとても気になるのではないでしょうか?オープン外構と違ってクローズ外構には、公道と敷地の間に門や塀があるため、急な飛び出しを抑制する効果があります。

また、門を道路からバックした位置にすることで通行車両から認知されやすくすることも。交通量が多くスピードが出しやすい道路に面している場合には、安全性を重視することも大切になります。

【②-3 メリット3 デザイン面】

敷地を取り囲むクローズ外構は、構造物の視覚的な面積が大きくなり門扉やフェンスなど使用材料も多くなるのが特徴。

その特徴を活かすため、デザイン性を伴ったエクステリア設計が主流となります。建物を引き立てながらエクステリアとの統一感を演出すると、クローズ外構ならではの重厚感や高級感・邸宅感などが生まれ価値の高い外部空間にすることができます。

 

 

【③ オープン外構のデメリット】

メリットの反面、デメリットもいろいろあります。悪いことも踏まえながら考えると選択しやすくなりますよ。

【③-1 デメリット1 生活面】

遮るものが少ないのでプライバシーの確保が大変。

玄関先や勝手口、リビングの窓などは必ずプライバシーを気にした設計をしなければなりません。実際住み始めてから「こんなはずじゃなかったのに」と後悔することになるかもしれません。洗濯物を外干しされる方は、物干し場の目隠しをお忘れなく!

【③-2 デメリット2 安全面】

門のないオープン外構は、小さなお子さんやペットの飛び出しに注意が必要。

周辺の道路の交通量やスピード・見通しなどを考えて、もし危険を感じるようならクローズ外構か門扉をつけるセミクローズタイプにするべきです。費用は掛かってしまいますが、アクシデントを未然に防ぐことが最重要です。

【③-3 デメリット3 ショートカット・侵入】

角地を購入された方が注意しないとならないのは敷地内のショートカット。

通学中の子供や通行人、ひどいときには車も敷地内をショートカットすることも。『気にならないよっ!』という方は大丈夫ですが、気にする方にはストレスになってしまいます。人や車が通れないエクステリアデザインをあらかじめ考えましょう。

前面道路が狭い場合は、車をかわすスペースに使われてしまうこともあるので注意してくださいね!

【③-4 デメリット4 防犯面】

周りの人から気づかれやすいメリットもありますが、心理的に外部としっかり遮断しないと落ち着かない方もいるかと思います。

門も塀もなく自由に出入りができる状態がどうしても気になってしまう方は、クローズタイプのエクステリアがオススメです。

 

【④ クローズ外構のデメリット】

【④-1 デメリット1 コスト面】

門扉やガレージの扉、高さのある構造物でプライバシーを確保するクローズ外構は、オープン外構に比べるとどうしても高額になってしまいます。

また、居心地を追求してプライベートガーデンを作ったりガーデンルームを設置したりすると、さらに加算されることに。エクステリアは非常に高額になる場合がありますので、早めに予算の把握をしてくださいね。

敷地と道路に高低差がある場合は残土処分費や土留め工事、建築地が角地の場合は施工範囲が広くなるのでご注意を!

【④-2 デメリット2 防犯面】

敷地全体を囲ってしまうので、塀を乗り越えられてしまうと隠れるところがいっぱい!

ゆっくり侵入作業をされてしまいます。

死角になるスペースにはセンサーライトを設置して逆に目立つ場所に変えなければなりません!建物かエクステリアの計画に含めないとならないので、担当者か設計士に相談してくださいね。

【④-3 デメリット3 安全面】

安全面も設計段階で解消することができるデメリット。

高さのある塀で囲むとガレージから車を出すときにとても見通しが悪くなってしまいます。また、公道を走る自転車は、速度があるうえに歩道側を通ることが多くてアクシデントが起こりやすい条件に。

角地の場合は、交差点付近に高い壁や植栽を配置してしまうのもNG。

アクシデントを未然に防ぐためにも、現地をしっかり視察して周辺環境に配慮した設計が求められます。

【④-4 デメリット4 近隣コミュニケーション】

オープン外構に比べると、視線がカットされたクローズ外構は近隣との何気ない接触の機会が少なくなってしまいます。また、重厚感のある高い壁もコミュニケーションにはデメリット。

その分、普段からのコミュニケーションが大切になりますね。

【⑤ まとめ】

緑のたくさん植わった開放感のあるオープン外構にも、プライバシーを確保した高級感のあるクローズ外構にもたくさんのメリット・デメリットがあります。

なかには、エクステリアの設計段階で回避できるものもありますし、デザイン次第でより質の高い仕上がりにすることもできます。留意点の多いエクステリアは時間を掛けた打ち合わせが必要。

本当にあなたに合ったエクステリアを作って新しい生活を満喫してくださいね!

 

【関連記事】
【エクステリアとは?】外構工事前に知っておきたい5つのポイント
【エクステリアを考える前に】オープン外構のメリット・デメリットについて!
【エクステリアを考える前に】クローズ外構のメリットとデメリット!
理想のエクステリアを実現。重要性と構想前のチェック項目 【STEP1】
理想のエクステリアを実現。予算に余力を持たせておしゃれに仕上げるチェック項目 【STEP2】
理想のエクステリアを実現。想像以上の空間作りのきっかけチェック【STEP3】
エクステリアデザインとは?おしゃれな外構のコツとポイント
エクステリア(外構工事)で香川の街並みをより良くしませんか?
ガーデンデザイナーがおすすめするシンボルツリー【常緑樹】13選 
【エクステリアの耐用年数って何?】外構はメンテナンスが大切!
【エクステリアをリフォームしたい!】外構・お庭のリフォームポイント


 


【ブログ作者】
アルテデザインガーデン株式会社
代表 栗林 宏行

ガーデン・エクステリアの設計施工の専門店【アルテデザインガーデン】代表。
これまで5000件以上の案件の設計を手掛けてきた経験から、トレンドに流されない本質を極めたデザインを提案するためADG Arte Design Gardenを設立 。香川県高松市を拠点に、大阪・兵庫・京都・徳島など他府県の物件も多数手掛た実績を持つ。一般住宅の外構・庭デザインを中心に商業施設ガーデンスペース・公園・街並み計画の他、過去には外構・エクステリア業界紙『月間 エクステリアワーク』表紙イラストの作画を担当。施工例はエクステリアメーカーのカタログ等に多数掲載されている。

 

 

 

BACK

CONTACTADG(香川県高松市)へのお問い合わせ

家づくりを考えはじめたら、ガーデンエクステリアもできるだけ早い段階で
お気軽にお電話または、お問い合わせフォームよりご相談ください。
エクステリア&外構づくりを一緒に始めましょう。

Tel.087.880.9797

〒761-8076
香川県高松市多肥上町1487-3-1F
OPEN 10:00〜18:00CLOSE 火曜日・水曜日