【エクステリアをリフォームしたい!】外構・お庭のリフォームポイント
「子供が車に乗る年齢になったので、駐車場を増やせないかな?」
「道路からの視線がなんか気になるんだよなぁ」
「花粉を気にせず洗濯物が干したいのですが…」
「ウッドデッキが朽ちてしまって、どうにかしたいなぁ」
皆さん、長い時間を過ごす我が家ですからいろいろな悩みがあるかと思います。新築のマイホームに入居してしばらくしてからわかること、長年使った経年変化やライフスタイルの変化など。
住む人の世代や生活によっても困り事はさまざまですよね。
リフォームやリノベーションは、そんな悩みを解決したり生活に新しい付加価値を付けたいときには最適!今回はガーデン・エクステリアでお問合せの多い事例をまとめて8例ご紹介。
今、お悩みの解決ポイントをぜひ探してみてくださいね。
【もくじ】
【① リフォームとリノベーションって何が違うの?】
【② 外構・お庭のお悩みポイント】
【②-1 ウッドデッキが朽ちてきた!】
【②-2 門柱や塀の塗装をキレイにしたい!】
【②-3 駐車場に屋根が欲しいな】
【②-4 階段やスロープに手すりが欲しい!】
【②-5 庭の雑草…どうにかしたい!】
【②-6 天気や季節を気にせず洗濯物を干したい!】
【②-7 子供が免許を取ったので駐車場を増やしたい!】
【②-8 オープン外構にしたけど、なんか落ち着かないなぁ】
【③ まとめ】
【① リフォームとリノベーションって何が違うの?】
『リフォーム』は以前から聞き馴染みがありますが『リノベーション』は最近耳にするようになった言葉ですよね。どちらも同じような意味に思えますが、いったいどんな違いがあるのでしょうか?
まず『リフォーム』は老朽化したところを現状復旧したり不具合を改善したりすること。外構では、汚れた塗り壁のやり替えや古くなったウッドデッキの改修などが当てはまります。
それに対して『リノベーション』は、機能性や価値の向上、暮らしの変化に対応した改修など新しい価値がプラスαされること。ライフスタイルの変化によるガレージの増設やお庭の心機一転は『リノベーション』なんですね!
【② 外構・お庭のお悩みポイント】
老朽化した部分を現状復旧する『リフォーム』を考えているうちに、どうせするならとプラスαの価値がいつのまにか加わって『リノベーション』になることも少なくありません。
『リフォーム』『リノベーション』の言葉の枠にとらわれず、皆さんの困りごとやお悩みに合った解決ポイントを探してみてくださいね!
【②-1 ウッドデッキが朽ちてきた!】
以前流行ったレッドシダーなどのソフトウッドと呼ばれるウッドデッキ。作ってから数回だけは塗装を塗り替えたけどなぁ…というご家庭も多いのではないでしょうか?
ソフトウッドは防腐剤の含まれた塗装でメンテナンスをしますが、表面だけ塗っていても全然ダメ。デッキ下を覗いてみると柱が腐っていたなんてことも!
交換するなら対応年数の長いハードウッドや人工木デッキ、雰囲気を変えてみるならタイルデッキも良いかもしれませんよ。
どちらかお悩みの方は下の記事をご参考に!
【お悩み解決!】庭を楽しむならウッドデッキorタイルデッキ?
【②-2 門柱や塀の塗装をキレイにしたい!】
施工当初は白やクリーム色でキレイな塗り壁も、年月を経ると雨だれや排気ガスなどでどうしても汚れてくるもの。
同じ塗り壁でやり替えをお考えなら、光触媒機能がある塗り壁材がオススメ!
光触媒の主成分の「酸化チタン」が太陽の光に当たると、水や酸素と反応して活性酸素を作ります。この活性酸素に殺菌・防カビ・防汚・脱臭などの効果があって、美しい状態が長持ちするんです。
弊社では塗り壁材はこの光触媒を標準使用していますが、防汚効果は他の製品に比べてとても優れています。気になる方は是非お問合せ下さいね!
【②-3 駐車場に屋根が欲しいな】
雨が続く梅雨時期や黄砂がひどい季節など駐車場に屋根があったらなぁ…と思うことはありませんか?
大切な愛車を雨や紫外線から守ってくれたり、夏には直射日光による車内の温度上昇を抑えてくれたりもします。また、車の汚れ具合も軽減できるから、洗車の回数を減らすこともできますよ!
カーポートは高さのある構造物のため建物の外観の印象を大きく左右します。建物のデティールに合わせて雰囲気を崩さない形や色を選ぶようにしてくださいね。
【②-4 階段やスロープに手すりが欲しい!】
小さなお子さんや高齢者がいるご家庭では、階段やスロープに安全のための手すりを設置するととても便利。家族みんなが使いやすくて、エクステリアやお庭にマッチするデザインなら言うことなしですよね。
エクステリアメーカーの商品には、夏場も握っても熱くならない樹脂製のグリップやシンプルでデザイン的な種類などたくさんのラインナップがあります。こだわり派の方にはロートアイアンやステンレスでフルオーダーの手すりもできますのでご相談くださいね。
また、介護認定を受けておられるご家庭には、介護保険で工事費の一部が補助される場合があります。工事をする前にお住いの市町村の介護保険課に一度ご相談してみてください。
【②-5 庭の雑草…どうにかしたい!】
知らんぷりしていた春先。梅雨に入るともう知らんぷりできないほどに生い茂る雑草たち…
庭やすき間に生える雑草との戦いに疲れ切っている方も多いのでは?
雑草防止で一番簡単なのは、防草シートを敷いて上から砂利を敷き込む方法。防草シートはピンキリで、紫外線や経年変化でボロボロになってしまうものもありますので注意してくださいね!
また、いっそのことタイル貼りのテラスやレンガの小道を作ったりと、庭全体を本格的にリノベーションするのも一つの案。今まで雑草しかいなかったデッドスペースが、家族みんなで楽しめる憩いの空間になったら嬉しいですよね。
ストレスフリーになった新しい庭で、ガーデニングや家庭菜園にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
【②-6 天気や季節を気にせず洗濯物を干したい!】
「家族が花粉症で外では洗濯物を干したくないのですが、部屋干しには抵抗があって…」と、ご相談に来られた方におススメしたのはリビングからつながるサンルーム。
花粉や黄砂の付着を防いで、突然の雨の心配があっても洗濯物を干したまま安心してお出かけすることもできます。
サンルームの窓は開閉できるので、花粉のシーズン以外は窓を開ければ風通しのいい空間に。日除けやカーテン、網戸も取り付けることができるので生活に合わせた快適な空間作りができますよ。
定価50万前後のリーズナブルなものから100万円以上の本格的なものまで流通しているので、庭の雰囲気や用途に合ったものを選んでくださいね!
【②-7 子供が免許を取ったので駐車場を増やしたい!】
大学生になったお子さんが免許を取得!あっ、車を止める場所を作らないと…
このようにご家族の成長に合わせて暮らしが変化するのも、エクステリアをリフォーム・リノベーションするきっかけの一つになります。
ガレージの増設で注意しないとならないのは、電気や水道・ガス管などの埋設物。規模の大きいリノベーションをする場合は、経験のあるプロに確認するのがベストです。思いもよらない問題点を豊富な知識でスムーズに解決してくれます。
専門的な知識が必要となりますので、地域の専門店へご相談してみてくださいね!
【②-8 オープン外構にしたけど、なんか落ち着かないなぁ】
新築当初は予算を抑えるためにオープン外構にしたけど、いざ住んでみるとなんか落ち着かない…
そんなご相談もよくお聞きします。
設計当初にプライバシーを上手に確保したデザインにしていないことが原因なので、フェンスや樹木・塀の配置を工夫してプライバシーに配慮したデザインにする必要があります。
オープン外構でも、工夫ひとつで安心感のある空間づくりは可能ですよ。
オープン外構・クローズ外構の注意点は下の記事をご参考に!
【エクステリアを考える前に】オープン外構のメリット・デメリットについて!
【エクステリアを考える前に】クローズ外構のメリットとデメリット!
【エクステリアの留意点】オープン外構とクローズ外構のメリット・デメリット【総まとめ】
【③ まとめ】
いかかでしたでしょうか?
エクステリアやお庭のリフォーム・リノベーションは、皆さんの今の暮らしがさらに充実するきっかけとなります。
せっかく工事をするならたくさんの付加価値を付けてたいですよね。
新築の外構計画と違って、リフォーム・リノベーションの工事は専門知識と経験が必要となります。経験豊富なデザイナーとこれからの暮らしを話しながら、ステキな『住まい』づくりをしてくださいね!
【関連記事】
【家で過ごそう!】お庭で楽しむお勧めリフレッシュ方法
【エクステリアのメリットとは?】外構がマイホームにもたらす効果!
【エクステリアとは?】外構工事前に知っておきたい5つのポイント
【お悩み解決!】庭を楽しむならウッドデッキorタイルデッキ?
エクステリア(外構工事)で香川の街並みをより良くしませんか?
理想のエクステリアを実現。重要性と構想前のチェック項目 【STEP1】
理想のエクステリアを実現。予算に余力を持たせておしゃれに仕上げるチェック項目 【STEP2】
理想のエクステリアを実現。想像以上の空間作りのきっかけチェック【STEP3】
エクステリアデザインとは?おしゃれな外構のコツとポイント
【愛犬が快適に過ごせる庭造りのコツ!】
【エクステリアの耐用年数って何?】外構はメンテナンスが大切!
【ブログ作者】
アルテデザインガーデン株式会社
代表 栗林 宏行
ガーデン・エクステリアの設計施工の専門店【アルテデザインガーデン】代表。
これまで5000件以上の案件の設計を手掛けてきた経験から、トレンドに流されない本質を極めたデザインを提案するためADG Arte Design Gardenを設立 。香川県高松市を拠点としており、大阪・兵庫・京都・徳島など他府県の物件も多数手掛た実績を持つ。一般住宅の外構・庭デザインを中心に商業施設ガーデンスペース・公園・街並み計画の他、過去には外構・エクステリア業界紙『月間 エクステリアワーク』表紙イラストの作画を担当。施工例はエクステリアメーカーのカタログ等に多数掲載されている。