NEWS&BLOGADG(香川県高松市)の新着情報・ブログ

香川県高松市のエクステリア&外構は
ADG-アルテデザインガーデン

BLOG

庭で育てる人気の『クッキングハーブ』10選

【庭で育てる人気のクッキングハーブ10選】

『クッキングハーブ』とは、その名の通り料理に使えるハーブ類!クッキングハーブを育てる家庭菜園やプランターは『キッチンガーデン』と呼ばれ、ガーデニング初心者にもとても人気です。

「自分で育てたハーブで料理を作ってみたいな♬」と思われている方、いつもの食卓に一味違うレシピを加えてみませんか?

今回は、実用性が高くてしかもおいしいクッキングハーブを10種類ご紹介します。

育て方はとても簡単で、キッチンの横で鉢植えや水挿しで育つものもあるくらい!ぜひチャレンジしてくださいね。

【目次】

【① ルッコラ】
【② クレソン】
【③ チャイブ】
【④ チコリ】
【⑤ オレガノ】
【⑥ イタリアンパセリ】
【⑦ バジル】
【⑧ スペアミント】
【⑨ ローズマリー】
【⑩ タイム】
【まとめ】

 

【① ルッコラ】

Rucola/アブラナ科キバナスズシロ属の1種の葉野菜、ハーブ。地中海沿岸原産の一年草。

 

独特の辛みとゴマの風味で、よくイタリア料理で葉がサラダに入っているのを見ませんか?

あれが『ルッコラ』

ピザやパスタでも利用される人気のハーブで、地中海沿岸が原産のイタリア野菜です。

『ルッコラ』は、根が元気なら繰り返し収穫できる一年草。一般的には種から育てますが、草丈が20~25㎝ほどになったら根元をハサミで切って収穫します。一年草なので枯れてしまう前に種を採取しておけば、また育てることができますよ。

また、陽射しが強すぎるところでは葉が硬化してしまうので、移動のできるプランターで食べやすい柔らかさを保ちましょう!

 

【② クレソン】

Cresson/アブラナ科の多年草でヨーロッパから中央アジア原産。別名オランダガラシ・クレス。

 

『クレソン』はヨーロッパ原産のハーブで、日本には明治時代に入ってきました。とても丈夫でしかも繁殖力が強く、いつの間にか野生化していまでは全国で見かけることができます。

そんな丈夫な『クレソン』はまさに初心者でも簡単に育てられるハーブ。また、茎を切って収穫した後も、その旺盛な繁殖力で脇芽からまた新しい芽が何度も収穫できます。強い陽射しはいらないので、キッチン横で育てたら楽しいですよ!

火を通してもぴりっとした辛みとほろ苦さが消えないので、肉料理に添えるほかにもゴマで和えたおひたしや、ガーリック炒めなども
人気です。

 

【③ チャイブ】

Chives/ネギ属の葉菜または根菜。別名セイヨウアサツキ・エゾネギ。

 

中国や地中海地方が原産のネギ科のハーブ。独特の風味が人気で、サラダやスープなど多彩な料理に利用されます。

種からでも育てられますが、収穫が安定するまで3年ほどかかってしまうため苗から育てるのがオススメ。最近では大きい苗屋さんなどで3月頃から流通していますので探してみてくださいね。

写真のような花を咲かせますが、開花すると葉がかたくなってしまうので葉を収穫するならつぼみは摘み取りましょう!

『チャイブ』は多年草なので根がついたら毎年収穫できるのも楽しみの一つですよ。

 

【④ チコリ】

Chicory/キク科の多年草。和名はキクニガナ。

 

小さい白菜のような『チコリ』はヨーロッパ原産のハーブ野菜。昔から体に優しいクッキングハーブとして愛用されていました。若い芽がフランス料理のサラダなどで利用されていますよね。

なんと『チコリ』は普通に栽培する場合と、軟白栽培をする場合があるんです。軟白栽培とは日が当たらないようにして育てること…

普通の栽培でしたら葉は赤いのですが、軟白栽培すると写真のような緑色に!赤い葉より苦みが減って口当たりがよくなります。

花はエディブルフラワーとして、葉はサラダに。根は炒るとお茶やコーヒーとして飲むことができる万能タイプ。

健康にとてもよく、肝機能を高めてデトックス効果を促すほか、脾臓や腎臓などの排出器官の臓器を浄化してくれるので、インナービューティーにも効果が見込めます。

陽射しを調節して育てるハーブですので、移動できるプランターがオススメです。

 

【⑤ オレガノ】

Oregano/シソ科の多年草。ヨーロッパの地中海地方が原産。和名はハナハッカ。

 

トマトやチーズに合うバーブとしてイタリア料理でよく見かけますよね。『オレガノ』はヨーロッパの地中海沿岸地方が原産で、シソ科の多年草。

ハーブの中でも特に香りが強く、ややほろ苦さのあるさわやかな香りが特徴です。生でも使いますが、ドライにしたほうが香りがたつので
使いやすいかもしれません。

トマトソースのピザやパスタはもちろん、肉や魚の匂い消しにもなるのでグリル料理や炒め物など用途はさまざま。

薬用効果もあって胃腸を整えて消化の促進を促してくれるので、お疲れの方は収穫した葉でハーブティーはいかがですか?

『オレガノ』はとても丈夫で育てやすいハーブ。乾燥して日当たりがよく風通しの良いところを好みます。また、多湿に弱いので梅雨から夏は注意が必要。茂ったところを間引きして蒸れて傷んだ茎は早めに取り除いてくださいね。

 

【⑥ イタリアンパセリ】

Petroselinum neapolitanum/セリ科の野菜。プレーンリーブド種とも呼ぶ。

 

一般的に流通しているパセリと違って平べったい葉が特徴の『イタリアンパセリ』。ほんのり苦みのある味はスープやサラダなどに使われています。

種からも育ることはできますが、オススメは苗から!早く収穫できるって理由だけです(笑)

とても育てやすいハーブなので、キッチンの横に鉢植えで飾っておくのもいいですよ。クレソンやバジルと並べてキッチンガーデンにしたら料理も一段と楽しくなるはず!

見た目もかわいいですし、料理も一工夫できて一石二鳥ですね。

『イタリアンパセリ』の増やし方は種と挿し木。夏から秋にかけて種を採取して春に撒く方法と、切ったイタリアンパセリを水に挿して発根を促す方法があります。

増やし方も簡単で用途のたくさんある『イタリアンパセリ』。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

【⑦ バジル】

Ocimum basilicum/シソ科メボウキ属の多年草。別名メボウキ。

 

ハーブといえば『バジル』ってほど今では料理に欠かせない存在になりましたね。

モッツァレラチーズとトマトにバジルを添えて、上からオリーブオイルかけたら絶品!

〖バジルを使ったカプレーゼ〗

他にもパスタのジェノベーゼや、バジルペーストを加えたドレッシングなどいろいろなアレンジができる『バジル』は大人気です!さわやかな香りがいろいろな食材と相性がよく、人気があるのもうなづけますね。

日本の高温多湿な環境にも合うので、初心者の方にも育てやすいハーブです。地植えでもプランターでも大丈夫なので、ご自宅の環境に合わせて育ててみるのもいいですよ。

先ほどのイタリアンパセリと同じで、キッチンに置きながらフレッシュバジルを摘み取ってみてはいかがですか?

 

【⑧ スペアミント】

Spearmint/ハッカ属。スペアミントとウォーターミントの交配種にペパーミントがある。

 

数百種類もあるといわれているミントのなかから、今回は『スペアミント』をご紹介。

ペパーミントより清涼感が控えめで、ソフトな甘さのなかに苦みがあるのが特徴。欧米では、料理といえば『スペアミント』で別名『ラムミント』とも言われています。ラム肉との相性がよく、緑色の甘いミントソースがオシャレにかかってますよね。

そんな『スペアミント』、育て方はとても簡単なんですが、繁殖力が旺盛で地下茎で広がります。ということは、地植えでは注意が必要!花壇の中などではほかの植物お構いなしで増えるので、鉢植えがベスト。

「放っておいたら庭がミントだらけ」なんてことにならないようにしてくださいね。

 

【⑨ ローズマリー】

Rosemary/シソ科の常緑低木。地中海沿岸地方が原産。

 

強い香りが特徴的な『ローズマリー』は、ハーブの代表格ともいえるほどの人気です。

肉料理や魚料理などのにおい消しに使われるほか、鶏肉などの淡白な素材の風味づけにもよく利用されます。

また、ハーブティーやオイル・ビネガーに香りを移して楽しんだり、摘み取った茎を丸くくくってリースにして飾ったりと、他のハーブ以上にいろいろな用途があります。

『ローズマリー』は大きく分けて、①立性・・・上に向って伸びるタイプ。②反匍匐性・・・横に伸びてから上に向うタイプ。③匍匐性・・・下に垂れ下がって伸びるタイプ。の3種類があります。

植え付ける場所の条件によって使い分けが必要ですね。

また、立性タイプは背丈ほどの大きさに成長して株も大きくなるので植え込み過ぎには注意してください。観賞用としても愛される『ローズマリー』は、日当たりと水はけがよい場所で育てます。園芸店などに並んでいる苗から、お好みの品種を選んでみてくださいね。

 

【⑩ タイム】

Thyme/シソ科イブキジャコウソウ属の多年生植物。

 

とても種類が多い『タイム』ですが、ローズマリー同様立性タイプと匍匐タイプがあります。

強力な殺菌作用と抗ウイルス作用があり、風邪やインフルエンザなどの感染症予防のうがい薬として使うと効果的と言われているほか、虫よけの効果もあって『タイム』の葉は虫が嫌いな香りがあるとしても有名です。

クッキングハーブとして使われるのは立性タイプの『コモンタイム』。シチューなどの風味づけや肉料理の臭み消しなどに利用されます。

『ブーケガルニ』でも定番ですよ。

ブーケガルニとは、スープやシチューなどを煮込むときに使われる、香辛料や香味野菜を束ねた複数のハーブ。

 

組合せは自由ですが、ポピュラーなのは香味野菜のセロリ・ショウガ・パセリに香辛料のタイム、ローリエ。あとは料理によってローズマリーやセージなど、料理の味をより引き立つように組合せをセレクトします。

強い風味のタイムは煮込み料理の隠し味にも使われているんですね。

 

【まとめ】

クッキングハーブはいつもの料理に彩りや味の深み、食欲をそそる香りを加えてくれてる頼もしい存在。

登場すれば必ず食卓をグレードアップしてくれます!

スーパーなどで手に入るパック売りのハーブは、なかなか使いきれませんが、写真のようなキッチンガーデンなら手を伸ばすだけ!

室内でも屋外でも楽しめるクッキングハーブにぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

【関連記事 植栽・グリーン】
エクステリア(外構)やお庭を彩る【カラーリーフ】オススメ16選
せっかく庭を作るなら!食べられる果樹【ベリー編】6選
【庭やベランダで果樹を育てよう!】おうち時間を素敵に満喫
【アジサイ(紫陽花)】庭を彩る種類と花色の楽しみ方!
【宿根草と多年草って何?】違いを知って庭づくりを楽しもう!
【建物を素敵に飾るシンボルツリー】エクステリアにお勧め15樹種!
エクステリアにおすすめのシンボルツリー【落葉樹 厳選10種】
ガーデンデザイナーがおすすめするシンボルツリー【常緑樹】13選 
【庭で楽しむ春の種まき一年草】夏の花壇におススメの花は?
【春だ!芝生のお手入れをしよう!】初心者の方へのお手入れ方法
【庭で楽しむ春植え球根 9種】ガーデニングシーズンをながく楽しもう!
庭や家庭菜園で使えるオススメ果樹【総まとめ】15選!
エクステリア(外構)やお庭を彩る【カラーリーフ】オススメ16選
庭で育てる人気のハーブ【飲み物編】10選
お庭で収穫!ガーデニングで手軽に育てる果樹【果実編】6選
せっかく庭を作るなら!食べられる果樹【ベリー編】6選
愛くるしさ満点の『多肉植物』でガーデニングチャレンジ!

 


【ブログ作者】
アルテデザインガーデン株式会社
代表 栗林 宏行

ガーデン・エクステリアの設計施工の専門店【アルテデザインガーデン】代表。
これまで5000件以上の案件の設計を手掛けてきた経験から、トレンドに流されない本質を極めたデザインを提案するためADG Arte Design Gardenを設立 。香川県高松市を拠点に、大阪・兵庫・京都・徳島など他府県の物件も多数手掛た実績を持つ。一般住宅の外構・庭デザインを中心に商業施設ガーデンスペース・公園・街並み計画の他、過去には外構・エクステリア業界紙『月間 エクステリアワーク』表紙イラストの作画を担当。

BACK

CONTACTADG(香川県高松市)へのお問い合わせ

家づくりを考えはじめたら、ガーデンエクステリアもできるだけ早い段階で
お気軽にお電話または、お問い合わせフォームよりご相談ください。
エクステリア&外構づくりを一緒に始めましょう。

Tel.087.880.9797

〒761-8076
香川県高松市多肥上町1487-3-1F
OPEN 10:00〜18:00CLOSE 火曜日・水曜日