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【4月の庭作業】春のガーデニングシーズン到来!

【4月の庭作業】春のガーデニングシーズン到来!

薄ピンクの花びらが風に舞う4月、いよいよガーデニングシーズンの到来ですね!

ソメイヨシノの散りはじめは気温が落ち着き始めた合図。店先には色とりどりの草花が並び、プリプリに太った球根も今か今かと待ちわびています。

ガーデナーにとっては忙しくも楽しい春のシーズン。今回はこれからガーデニングにチャレンジする方にも参考になる、4月の庭作業をご紹介。

あなたも是非、この春からグリーンのある暮らしを満喫してみませんか?

 

【もくじ】

【① 春の花苗 】
【①-1 一年草 】
【①-2 宿根草・多年草 】
【② 春植え球根 】
【③ 野菜 】
【④ 4月の庭作業 】
【④-1 雑草対策 】
【④-2 花がら摘み 】
【④-3 害虫 】
【⑤ 芝生のお手入れ 】
【⑥ 庭木のお手入れ 】
【⑥-1 花後剪定】

【⑥-2 追肥】
【⑦ まとめ 】

 

【① 春の花苗】

園芸店の店先には色とりどりの花苗が並びます。

どれも可愛い花を咲かせ、すぐにでも持って帰りたくなってしまいますよね。じつは春先の花苗には一年草や宿根草などがあって、選ぶときにはちょっとしたコツがあるんです。

購入の前にチェックしてみてくださいね!

【①-1 一年草 】

春先の店頭では、主に一年草や宿根草と呼ばれる花苗が花を咲かせています。

一年草とは、種をまいたその年に発芽して花を咲かせて種を結ぶ種類。枯れた後にはまた花を付けることがないんです。

そんな一年草にも特徴があって、寒さが嫌いだったり暑さが苦手だったりします。寒さに弱い一年草は暖かくなった春に種をまく『春まき』。暑さが苦手なものは気温が落ち着いた秋に種をまく『秋まき』に分かれます。

ちょうど4月くらいは『秋まき』『春まき』の一年草が混在して並んでいます。『春まき』一年草を植え付けるときには寒さが苦手なので寒の戻りに注意して植えてくださいね。また、それぞれ開花時期が違ってくるので、寄せ植えをする場合は『秋まき』『春まき』を混植してしまうと開花がずれてしまうことも。

一年草を選ぶときには『秋まき』『春まき』『開花時期』を調べて購入しましょうね!

 

【①-2 宿根草・多年草 】

一年草と比べて、宿根草や多年草は植えっぱなしでも毎年花を咲かせる種類になります。

でも、宿根草と多年草は少し特徴が違がってくるので、まずはそれぞれの違いについて触れてみましょう。

宿根草は、夏や冬になると地上の部分が枯れて一見いなくなったかのようになりますが、春になるとしっかりと芽を出してくれます。一方、多年草は冬にも枯れずに何年も花を咲かせてくれる特徴があります。ただ、原産地では多年草でも日本の寒さや暑さに弱くて枯れてしまうものは、一年草として扱われることもありますよ。

丈夫で育てやすい種類がたくさんありますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

【② 春植え球根 】

気温が落ち着き始めたら、春に植えて初夏から秋に花を咲かせる『春植え球根』はいかがでしょうか?

花の少なくなる夏場の景色を4月のうちから準備するのも、庭をながく楽しむコツの一つ。やっと土の上に顔をのぞかせたと思ったら、みるみる成長していく球根の様子は見ていてとても楽しいものです。

育てやすい『春植え球根』を紹介している記事もありますので、気になる方はご覧くださいね。

【関連記事】【庭で楽しむ春植え球根 9種】ガーデニングシーズンをながく楽しもう!

 

【③ 春植え野菜 】

4月は野菜も育ちやすい季節

春に植える『春植え野菜』はとてもたくさんの種類があります。プランターでも地植えでも楽しめますので、食育を兼ねてチャレンジしてみるのも面白そう。

花が咲き終わったあと小さな実を結むすんだころから、愛着がわいてしまって目が離せなくなります。そんな成長過程を見守った実は格別の味となることでしょう。

 

【おススメ春植え野菜】

~トマト~
一般的に苗から育てることの多いトマトの収穫時期は5月~9月初めごろまで。店先で並ぶトマトに比べて、自分で栽培すると収穫のころ合いは思うまま!水気たっぷりの完熟トマトは格別の味ですよ。

 

~サニーレタス~
植え付け時期は、気温が15℃~20℃に落ち着き始めたら。約1ヶ月程で収穫できるサニーレタスは初心者の方でも簡単に育てることができます。収穫の頃合いは背丈が20㎝~25㎝くらいの葉っぱがやわらかい頃にしまょう!

根を浅く張るので地植えでもプランターでもチャレンジできますよ。

 


~パプリカ~
4月後半ごろから植え付け可能なパプリカは、7月から10月までと長い期間の収穫が楽しめます。種から発芽させるのは大変難しいので、初心者の方は苗の植え付けがオススメ。パプリカはお手入れに手間がかかってしまいますが、その分収穫できた喜びはクセになりますよ。

 

【④ 4月の庭作業 】

【④-1 雑草対策 】

暖かくなると活動を始めるのは雑草も同じ。

この時期の雑草は、まだ深く根をおろしていないので簡単に抜きとれます。梅雨から夏になると、どんどん増殖して雑草に悩まされてしまいますよ。

まだ小さいこの時期にしっかり除去を繰り返して、あとのシーズンの負担を少なくしましょうね。

【④-2 花がら摘み 】

春を待っていた植物たちは暖かくなるにつれて旺盛に成長します。この時期たくさん花を付けて華やかな色合いになりますが、しおれた花がらは見付けたら摘み取るようにしてくださいね。

終わった花をそのままにしておくと、種を付けて花が咲かなくなってしまいます。花がらは先端だけではなく、花茎をたどって生え際で摘み取りましょう!

見た目もそうですが花をながく楽しむコツでもあるので、水やりのときなどこまめにチェックが必要ですよ。

 

【④-3 害虫 】

ガーデニングの宿敵の虫たちも暖かくなるにつれて活動し始めます。

春に吹いたやわらかい新芽は、蝶や蛾の幼虫の大好物。見つけ次第、ピンセットや割りばしで除去してくださいね。

また、新芽に寄生して養分を吸い取るアブラムシやカイガラムシもこの時期の常連さん。放っておくとどんどん増えてコロニー化してしまうので、木酢液や市販の薬剤を散布して駆除していきましょう。

スプレー缶タイプの薬剤は噴射時に冷たい液体が出てきます。近すぎると新芽を傷めてしまいますので注意してくださいね。

 

【⑤ 芝生のお手入れ 】

桜が散りはじめる気温になると高麗芝の芽吹きが始まります。

葉っぱが伸びる前に目土を入れて凹凸を直すのもこの時期の作業。また、越冬した雑草も伸び始めるので芝生が一面緑になる前に除去してくださいね。

芽吹き始めて暖かい日が続くようなら水やりを再開していきましょう。「乾燥したかな?」と思うタイミングで晴れた日の午前中にたっぷりとあげてください。シャワーで撫でるようにあげるだけでは、水が葉に絡まって根まで水が行き渡りません。靴で踏んだら水が浮き出るくらいが目安ですよ。

詳しい芝生のお手入れはコチラ!
【春だ!芝生のお手入れをしよう!】初心者の方へのお手入れ方法

 

【⑥ 庭木のお手入れ 】

【⑥-1 花後剪定】

春に花を咲かせた植物は『花後剪定』をしてあげましょう。

種類によっては翌年の花芽を早くつけるものもありますので、そのまえに剪定を終わらせてしまいます。

4月に咲き終わる代表的な植物をご紹介しますね。


~コデマリ~
花が咲き終わったら枝先を1/2~1/3ほど剪定してあげてください。秋ごろに新しい花芽をつけますが、夏に向けて元気に成長させるためにもこの時期の剪定が大切です。


~ユキヤナギ~
夏には翌年の花芽を付けはじめるので、花が終わった直後の剪定が必要。遅い時期に剪定すると花芽を切ってしまうことに。


~ジンチョウゲ~
冬場にはつぼみを付けるジンチョウゲは6月に入ると次の年の花芽を作ります。翌年の花を楽しむためにも、4月~5月中旬までに剪定しておかないとですね。

 

【⑥-2 追肥】

花が終わった植物には、キレイな花を咲かせてくれたお礼として『お礼肥』をあげましょう。

植物は花が終わってからすぐに来年の開花に向けた準備を始めます。これから気温が上がっていくにつれて、植物が旺盛に成長していくためにも『お礼肥』は欠かせません。カリ成分が多めな肥料を置き肥してくださいね。

 

【⑦ まとめ 】

いかがでしたでしょうか?

4月は春のガーデニング本格始動の季節です!

花がら摘みや春植え球根など、これからのシーズンをながく楽しむための作業が意外と大事。

色とりどりな今の時期を楽しみつつも夏に向けた準備をして、より良いガーデンライフを送ってくださいね!

 

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【ブログ作者】
アルテデザインガーデン株式会社
代表 栗林 宏行

ガーデン・エクステリアの設計施工の専門店【アルテデザインガーデン】代表。
これまで5000件以上の案件の設計を手掛けてきた経験から、トレンドに流されない本質を極めたデザインを提案するためADG Arte Design Gardenを設立 。香川県高松市を拠点としており、大阪・兵庫・京都・徳島など他府県の物件も多数手掛た実績を持つ。一般住宅の外構・庭デザインを中心に商業施設ガーデンスペース・公園・街並み計画の他、過去には外構・エクステリア業界紙『月間 エクステリアワーク』表紙イラストの作画を担当。施工例はエクステリアメーカーのカタログ等に多数掲載されている。

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